1992-04-23 第123回国会 参議院 外務委員会 第7号
品質面では公海のサケ・マスに比べまして若干落ちるということはあるいは考えられますけれども、溯上河川に近い沿岸漁獲でない沖合で漁獲するということから、品質低下の心配というのはそれほどないのではないかと思っております。
品質面では公海のサケ・マスに比べまして若干落ちるということはあるいは考えられますけれども、溯上河川に近い沿岸漁獲でない沖合で漁獲するということから、品質低下の心配というのはそれほどないのではないかと思っております。
需給の状況でございますが、御指摘のように本年はふ化放流事業の強化の効果によりまして、わが国の沿岸漁獲量は相当増大をした。それから北米におきます豊漁等による輸入量の増大によりましてかなり緩和をいたしまして、そのような状況を反映して価格は弱含みで推移をいたしておるわけでございます。
いまお話しのように、一九七七年ソ連沿岸漁獲実績は約十四万トンに達しておりまして、これは二十年来の回帰量だと、資源としては急速に回復している状況を物語っているだろうと思うんですが、そうしますと来年はある程度ソ連の漁獲量はかなりよくなるんじゃないか、こういう一般的な見方ができますけれども、この資源の状態が毎年果たしてよくなっていくのかどうかという点についてはまだまだ心配な点もありますけれども、足場だけは
○三善信二君 最近の傾向を見て、ソ連側の沿岸漁獲、川に帰ってくるサケ・マスの量というのがだんだんふえているというようなことは現実に言えるわけですね。
将来ますます国際的な規制の強化も考えられますし、沿岸漁獲量の低迷ということを考えますと、わが国におけるサケ・マス資源の増殖ということは非常に重要な課題になると思われます。北海道ではサケ・マスの人工ふ化放流事業というものをやっておりますが、これをさらに拡大させることは、日本の水産食料の安定供給のためにもぜひ必要なことだと思います。
その中で、誤解のないように——私が遠洋の魚を食えばいいんだというようなことを言って、大臣への不信感もあると、こういうことでございますが、どのような場所で、どういう経緯のことであるか、私の記憶にはないところでございまして、私は現在、農林省の一番大きな目的である、国民に安定した安全な食料の供給をするということについては鋭意努力をしておるところでございまして、現在、私の認識をもっていたしまするならば、沿岸漁獲物
実は私がある資料を調べておりましたら、府県別の沿岸漁獲高指数というものの推移が出ております。それを見ると、昭和二十八年から三十七年までの統計なんですが、各地によって非常に大きな格差があるということです。昭和九年から十一年の平均を一〇〇として考えた場合に、一方ではたとえば宮城のごとく三二三・七というふうに伸びていっているところもあります。
マスにつきましては、それは日本の漁獲と向こう沿岸漁獲と足してみますと、やはり奇数年は奇数年で、偶数年は偶数年でかなり漁獲高は減少している。
日本側としましては、これらのソ連側の主張に対しまして一々われわれとしての論拠をもちまして反駁しておるわけでございますが、たとえば沖取り漁業が沿岸漁獲に大きな影響を及ぼすということにつきまして、影響が皆無だとはもちろん私どもは申しませんが、その性格及び影響の程度というものの評価につきましては、ソ連側と見解を異にしておるということ、それから沖合いと沿岸との資源を評価する場合には、沿岸の個々の区域について
第四の点といたしまして、統制撤廃後における魚価の低落、特に沿岸漁獲物の価格の暴落に対処いたしますために、漁業団体に対して、需給調整のために製氷、冷凍工場を国の半額助成によつて全国的に整備したいということで、この問題につきましても大きな努力を拂つて参つたのでありますが、この点については、皆さんもすでに御承知の通り、二十六年度予算案におきまして、農林漁業金融公庫の設置を政府としては考えておりまして、三十億
しかし現在の水産に要する資金は、沿岸漁獲では、あぐり網と定置で、私の概算では三百億くらいの資金が要るのではないかと考えます。その巨額の資金に対して、かりに各方面にわずかに一億くらい出たところで、これは問題にならぬのであります。
○丹羽五郎君 この問題は終戰後沿岸漁民の非常に声を大にして叫んでおる点でありまして、戰時中は暫定的の措置として、瀬戸内海において機船底曳網漁業をやることを默視されておつたのでありまするが、終戰後やはり相変らず機船底曳網漁船が瀬戸内海に横行をしておりまして他の航行船舶に対して航行上のいろいろの障害を來すと同時に、この瀬戸内海の一定魚類の稚魚をこれによつて全部死減させるということで、最近非常にこの沿岸漁獲